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句碑と文学遺跡を巡る4つのコースを紹介します。
城下コース
- (1)さくら活けた花屑の中から一枝拾ふ
- (2)わかるゝや一鳥啼て雲に入る
- (3)松風会ゆかりの松山市立高等小学校跡(通称「松山高等小学校」)
- (4)夏目漱石ゆかりの旅館「きどや」跡
- (5)河東碧梧桐誕生地(静溪邸の跡)
- (6)大原観山邸跡
- (7)愚陀佛庵(夏目漱石の寓居)跡
- (8)城山や筍のびし垣の上
- (9)なつかしき父の故郷月もよし
- (10)夏目漱石の書簡碑
- (11)夏目漱石ゆかりの愛松亭跡
- (12)秋晴の城山を見てまづ嬉し
- (13)風ひそひそ柿の葉落としゆく月夜
- (14)牛行くや毘沙門阪の秋の暮
- (15)遠山に日の当りたる枯野哉
- (16)東雲のほがらほがらと初桜
- (17)夕桜城の石崖裾濃なる
- (18)高浜虚子住居跡
- (19)正風の三尊みたり梅の宿
- (20)新立や橋の下より今日の月
- (21)囀や天地金泥に塗りつぶし
- (22)俳誌「ほとゝぎす」創刊の地
- (23)薫風や大文字を吹く神の杜
- (24)涼しさや西へと誘ふ水の音
- (25)浦屋雲林邸跡
- (26)我ひとりのこして行きぬ秋の風
- (27)正岡子規生い立ちの家跡/くれなゐの梅散るなへに故郷につくしつみにし春し思ほゆ
- (28)正岡子規母堂令妹邸跡
- (29)寺清水西瓜も見えす秋老いぬ/我見しより久しきひよんの茂哉
- (30)こゝろざし富貴にあらず老の春
- (31)梅てのむ茶屋も有へし死出の山
- (32)正岡氏累代墓
- (33)子規居士髪塔/鳴雪先生髯塔
- (34)笹啼が初音になりし頃のこと
- (35)打ちはづす球キャッチャーの(下略)/今やかの三つのベースに(下略)
- (36)朝寒やたのもとひゞく内玄関
- (37)正岡家墓地跡/粟の穂のこゝを叩くなこの墓を
- (38)風呂吹を喰ひに浮世へ百年目/冬さひぬ蔵沢の竹明月の書
- (39)城山の浮み上るや青嵐
- (40)正岡子規誕生地
- (41)石鎚も南瓜の花も大いなり
- (42)春や昔十五万石の城下哉
- (43)庚申庵(栗田樗堂の草庵)
- (44)さまさまの事おもひ出す桜かな
- (45)浮雲やまた降雪の少しつゝ
- (46)萱町や裏へまはれば青簾
- (47)三津口を又一人行く袷哉
(23)北立花町(井出神社)
(42)大手町二丁目(JR松山駅前)
道後コース
- (1)足なへの病いゆとふ伊豫の湯に飛びても行かな鷺にあらませば
- (2)ふゆ枯や鏡にうつる雲の影/半鐘と並んで高き冬木哉
- (3)寝ころんで蝶泊らせる外湯哉
- (4)元日や一系の天子不二の山
- (5)春風やふね伊豫に寄りて道後の湯
- (6)伊予とまうす国あたたかにいで湯わく
- (7)伊豫の湯の汀にたてる霊の石これそ神代のしるし成ける
- (8)狂平の仮名詩碑
- (9)色里や十歩はなれて秋の風/子規忌過ぎ一遍忌過ぎ月は秋
- (10)旅衣木のねかやのねいつくにか身のすてられぬところあるへき/糞掃すその短くくるふしも臑もあらはに(下略)
- (11)あかあかと一本の道通りたり霊剋るわが命なりけり
- (12)伊狹庭の湯はしもさはに梅咲けり
- (13)鎌倉のむかしを今に寺の鐘
- (14)南無大師石手の寺よ稲の花
- (15)身の上や御鬮を引けば秋の風
- (16)祭芭蕉翁冢(花入れ塚)(表)/打ち寄りて花入れ探れ梅椿(裏)
- (17)葉桜の中の無数の空さわぐ
- (18)地の底に出湯の流れ山粧ふ
- (19)しろ山の鶯来啼く士族町
- (20)東風の船高浜に着き五十春
- (21)色鳥のいろこぼれけりむら紅葉
- (22)春光や三百年の城の景
- (23)熟田津爾船乘世武登月待者潮毛可奈比沼今者許藝乞菜
- (24)一草庵(種田山頭火終の住処)/鐡鉢の中へも霰/春風の鉢の子一つ/濁れる水のなかれつゝ澄む/おちついて死ねさうな草枯るる
- (25)山本や寺ハ黄檗杉ハ秋画をかきし僧今あらず寺の秋
- (26)金色の仏の世界梅雨の燈も
- (27)伊佐爾波の丘めぐる水にこだましてあかつきいで湯の太鼓鳴りいづ
- (28)萩静かなるとき夕焼濃かりけり
- (29)功や三百年の水も春/寶川伊豫川の秋の出水哉
- (30)永久眠る孝子ざくらのそのほとり
- (31)つくしけん人のまことをにほはせてさくかむ月のはつさくらばな
- (32)門前に野菊咲きけり長建寺
- (33)もりもりもりあかる雲へあゆむ/母と行くこの細徑のたんぽぽの花
(1)道後公園(子規記念博物館前)
(20)祝谷東町(松山神社参道右)
(24)御幸一丁目(一草庵)
(32)御幸一丁目(長建寺門前)
三津コース
- (1)銀杏寺をたよるやお船納涼の日
- (2)泉への道後れゆく安けさよ
- (3)紗空楽都閑(桜塚)(正面)/木のもとにしるも膾もさくら哉(左)/はつさくら華の世の中よかりけり(右)
- (4)舟つなぐ三津のみなとの夕されば苫の上近く飛ぶ千鳥かも
- (5)造作なふ共に消えけり雪仏/明月や丸うふけ行ものゝ影
- (6)芭蕉塚(あら株塚)(正面)/しくるゝや田のあら株のくろむほと(左)/花之本大神(正面)/敬へはなほもたゝしや花明り(右)
- (7)大原其戎居宅の跡
- (8)われに法あり君をもてなすもぶり鮓/ふるさとや親すこやかに鮓の味/われ愛すわが豫州松山の鮓
- (9)汽船のりば
- (10)十一人一人になりて秋の暮
- (11)亀水塚 笠を舗て手を入てしるかめの水
- (12)梅が香やおまへとあしの子規真之
- (13)興居嶋へ魚舟いそぐ吹雪哉
- (14)初汐や松に浪こす四十島/かがやきのきはみ白波うちかへし
- (15)秋晴れひよいと四國へ渡つて来た
- (16)雪の間に小冨士の風の薫りけり
(9)三津三丁目(防予汽船ビル前)
風早一茶の道コース
(4)上灘波(最明寺)