城北地区(5)

道ゆづる人を拝ミて秋遍路(村上)杏史

 月刊俳誌「柿」は昭和21年10月創刊。松山日赤病院長酒井黙禅が主宰、ついで波多野晋平、村上杏史、中山梟月と受け継ぎ、平成5年12月8日梟月死去後、高石幸平が五代目主宰となる。「柿」は「花鳥諷詠、客観写生の伝統俳句」を基本とする「ホトトギス」派俳句の本県機関誌。「柿」が300号に達したのは昭和47年2月号。この時期に誌勢が大いに拡大し、全国屈指の月刊俳誌の体裁を整えた。句碑は300号を記念して、昭和47年7月に建立。
 「柿」三百号への「ホトトギス」主宰、高浜年尾の祝句
  成り年の柿と思うて親しまん  年尾

所在:松山市太山寺町(太山寺参道)

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