旧姓　三好、本名　柳之助、北宇和郡吉田町（現宇和島市吉田町）生まれ、句誌「雲雀」を創刊、主宰。
　碑陰の文字により、昭和38年1月2日の建立で、発起人は中西月龍他四名であったことがわかる。柳之の句集『雲雀』をみると、「句碑の石見て佇てば神の落葉降る」、「吾が句碑をみそなはす神へ初詣」などがあり、この句碑建立をどんなに楽しみにしていたかがわかる。句碑建立につけてもよく神を詠んでいるのは、柳之の人柄であろう。
　椿祭りは伊予路に春を呼ぶ祭と呼ばれ、祭の期間は特に寒いと言われている。