平和通り

※「松山城」や城下周辺に縁のある句が選ばれ、句碑が整備されています。

 

(1)  見上ぐれば城屹として秋の空 夏目 漱石
(2)  杉谷や有明映る梅の花 正岡 子規
(3)  杉谷や山三方にほとゝぎす 正岡 子規
(4)  蜻蛉の御幸寺見下ろす日和哉 正岡 子規
(5)  天狗泣き天狗笑ふや秋の風 正岡 子規
(6)  秋の山御幸寺と申し天狗住む 正岡 子規
(7)  餅を搗く音やお城の山かつら 正岡 子規
(8)  草の花練兵場は荒れにけり 正岡 子規
(9)  夏草やベースボールの人遠し 正岡 子規
(10) 草の花少しありけば道後なり 正岡 子規
(11) 四方に秋の山をめぐらす城下哉 正岡 子規
(12) 杖によりて町を出づれハ稲の花 正岡 子規
(13) 春の月城の北には北斗星 中村草田男
(14) 秋の日の高石懸に落ちにけり 正岡 子規
(15) 松山の城を見おろす寒さ哉 正岡 子規
(16) 山城の廓残りて穂麦哉 正岡 子規
(17) 元日の雪降る城の景色かな 河東碧梧桐
(18) 其上に城見ゆるなり夏木立 正岡 子規
(19) 初冬の甍曇るや一万戸 内藤 鳴雪
(20) 門構へ小城下ながら足袋屋かな 河東碧梧桐
(21) 古町より外側に古し梅の花 正岡 子規

 

 

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