俳句の道(愛媛県県民文化会館横)

※通りに近い「道後温泉」に縁のある句が選ばれ、句碑が整備されています。

 

(道後二丁目)

(1) 永き日やあくびうつして分れ行く 夏目 漱石
(2) 春百里疲れて浸る温泉槽哉 村上 霽月
(3) 馬しかる新酒の酔や頬冠
    籾ほすやにわとり遊ふ門の内
正岡 子規
正岡 子規
(4) 温泉めぐりして戻りし部屋に桃の活けてある 河東碧梧桐
(5) いろいろの歴史道後の湯はつきず 前田 伍健

 

(道後喜多町)

(6) 湯上りを暫く冬の扇かな 内藤 鳴雪
(7) 伊豫と申す国あたゝかに温泉わく 森 盲天外
(8) 湯の町の見えて石手へ遍路道 柳原 極堂
(9) ほしいまゝ湯気立たしめてひとり居む 石田 波郷
(10) ずんぶり湯の中の顔と顔笑ふ 種田山頭火