道後コース(13)

鎌倉のむかしを今に寺の鐘(前田)伍健

 本名・久太郎、高松市生まれ。伊予鉄道株式会社に永く勤め、川柳は、東京の窪田而笑子の高弟。話術に長じNHKを通じ、伊予弁丸出しの「伍健節」での「川柳角力」で大きな人気を得た。俳画にも長じ、また、丸みのある文字は氏独自のもの。
 野球拳は、氏の創めたものである。
 昭和33年10月20日建立。鐘は建長3年(一二五一)の銘があり、鐘楼は元弘3年(一三三三)再建でいずれも鎌倉時代のもの。ともに国の重要文化財。

所在:松山市石手二丁目(石手寺参道右)

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